月島 四之部(月島3丁目13~32・4丁目6~21)のお祭り情報!

今週金曜日の開催に迫った、令和5年の佃住吉神社の例大祭。お神輿のルートや曜日別のスケジュールなどを、このエリア(月島 四之部)のお祭り情報とあわせて紹介します。※8月2日更新

まずは基本情報のおさらいです

ポイント① その土地にある神社が守っている地域を「氏子区域」と呼ぶ
ポイント② 佃住吉神社の氏子区域は、佃・月島・勝どき・豊海・晴海のエリア
ポイント③ 氏子区域は「部(ぶ)」と呼ばれる組織に分けられる

■正式名称
 月島 四之部睦(つきしま よんのぶむつみ)
■地域
 月島3丁目13番~32番(西町会)、月島4丁目6番~21番(東町会)
■寄付について
 知床鮨へ御奉納ください(03-5859-5621) https://www.shiretokosushi.com/
■問い合わせ先
 tsuki4mutsumi@yahoo.co.jp

お神輿をかついだり、山車を引くにはどうすればよい?

お神輿には、住吉神社の宮神輿(八角神輿)と、このエリアのお神輿の2種類があります。

○宮神輿をかつぐには?
 町内半纏(月島四之部睦会の指定した半纏)を着用していること。

○このエリアのお神輿をかつぐには?
 ・月島 四之部睦が指定している半纏(はんてん)と帯を着用すること。
 ・指定の半纏と帯は、購入することもできますし、所有者から借りることもできます。
 ・四之部睦会、東町会、西町町会からの半纏の貸し出しはありません。
 ・今年の指定半纏の販売は終了しています。

○子供もお神輿をかつげるの?
 半纏を着用すること。半纏の種類は特に指定はありません。

○子供山車(だし)はひくには?
 服装の指定は特にありません。時間になったら集合してください。もちろん、途中からの参加も可能です。

○注意事項
 ・酷暑の中での神輿、山車の巡行のため体調管理には十分ご注意ください。
 ・保護者の皆さまは特にお子さまの体調について十分ご配慮してご参加ください。
 ・飲料は参加者各自でのご用意をお願いします。
 ・神輿、山車の予定巡行予定について、多少の時間変更はご了承ください。 

お祭りのスケジュールとお神輿・山車の巡行ルート
○町内神輿の巡行スケジュールと巡行ルート

○山車の巡行スケジュールと巡行ルート
 山車の巡行は8/5(土)の午後、8/6(日)の午前、8/6(日)の午後、8/7(月)の午後、4部制となっております。

お住まいの方にお祭りのお話を聞いてみました!

ここ月島で生まれ育ち、物心ついたときには山車をひいたりお神輿をかついでいたというお祭り大ベテランの石黒さんにお祭りについてインタビューしました!

石黒さん行きつけのもんじゃ焼き屋さんでお話を伺いしました

ー 私たち、全然お祭りのことを知らないので色々聞いちゃいます。変な質問だったらごめんなさい。

大丈夫ですよ、私にわかることならお答えしますので、何でも聞いてください(笑)お祭りは神事ですが、参加する皆さんが楽しめることが一番だと考えています。ただ、地域や部によっていろいろなルールがありわかりづらいこともあると思うので少しでもお祭りを身近に感じてもらい、気軽に参加してもらえると嬉しいですね。

ー お祭りに参加するにあたってのルールや注意したほうがよいことをおしえてください

お神輿をかつぐにあたってのルールは各部によって違いますが、このエリア※月島 四之部では、町会が指定した半纏(はんてん)と帯を着用していることが必要になります。指定の半纏は購入することもできますし、個人間での貸し借りができます。子どもたちは指定のものではなく市販の半纏を着ていれば問題ありません。また、山車(だし)をひく子どもたちの服装は特に決まりはなく自由です。半纏の下には、男性はサラシに半ダコ、女性はダボシャツに前掛けをして半ダコというのが基本で、半ダコに代えてモモヒキなどを着ている方もいますが、きっちりとした決まりはありません。

そして、これはルールというわけではないのですが、お祭りは神様を祭り人々の安泰を願う行事で、お神輿の中にはその神様がいて、それを皆でかついでいるわけです。昔は、お神輿に巻いて使った後のサラシを安産祈願のお守りにすることもあるくらいお神輿は神聖なものなので、そう考えるとおのずとお神輿をかつぐということや、お神輿をどう取り扱えばよいのかが分かってくると思います。この地域では、月島四之部睦会が企画・運営や当日の進行管理をしていますので、「月四」の印が入った半纏を着ている人に、わからないことがあればなんでも積極的に聞いてみてください。

ー 色々と教えていただきまして、ありがとうございます!

何か聞きたいことがあれば何でも聞いてください。同じ部の中で町会が東と西にわかれている理由や、月島四之部の神輿の歴史、お神輿をかつぐときの掛け声など、お祭りにまつわる逸話をもっと詳しくお話ししますよ。※かなり面白いお話しだったのですがインタビュー時間の都合上今回の記事ではカットさせていただきました。

柔らかいものごしで、お祭り素人の湾岸新聞編集局のインタビューに快く応じてくれた石黒さん。週末に石黒さんを見かけたら、「湾岸新聞みました!」と声をかけてみてください。石黒さん、お忙しい中ありがとうございました!

石黒さんがおすすめする月島四之部の名店は?

インタビューの流れで、「石黒さんおススメのお店は?」とお聞きしたところ、月島2丁目にあるもんじゃ月島、通称「モンツキ」さんをご紹介いただきました。石黒さんはミニバスケットボールのコーチをしていますが、モンツキのお子さんが石黒さんの教え子ということもあり親交があるそうです。石黒さんのおすすめの「イカ焼き」を食べに行ってきました!(もんじゃ屋さんなのにおススメはもんじゃじゃないの?という読者からのツッコミは受付を終了しております)

注文するのは「イカ焼き」に決定してるのに、メニューを吟味する編集長

早速、イカ焼きを注文します。

石黒さんおススメのイカ焼き 600円

新鮮なスルメイカが、なにやら濃厚な香りのするめちゃくちゃおいしそうなタレがたっぷりかかっています。これは、見るからにおいしそう。焼いたら間違いなくいい匂いがするやつです。タレはモンツさんキオリジナルの秘伝のタレでオーナーさんが考案したレシピで作られているそうです。これで600円はちょっとお得すぎるような気がします。

アツアツの鉄板に乗せます。お届けできないのが残念ですが、食欲を刺激しかしないものすごくよい匂いです。写真だけですが、音、聞こえてきませんか?この音と香りにやられない人とは友達にはなれません。

焼き上がり!タレがいい感じに焦げて、これは、確実にうまみが倍増してます。今は仕事中、当然仕事なのですが、このイカ焼きに一番合う飲み物をお伝えするのも私の大切な仕事です。ということで、麦芽と大麦、ホップを原料とした琥珀色に輝く黄金のドリンクをいただきます!

うまいです、うまいに決まってます。イカ焼きと生ビール、今この瞬間、世界で一番のマリアージュに違いありません。

ここまでくるとイカ焼きだけでは終わることができるはずもなく、パクパクモードに変身して注文していきます。

自家製キムチ 450円

まずは、私の大好きなキムチを注文。大好きなだけあって私キムチにはうるさいですが、このキムチはうまい!きちんと辛く強い味なのですが、強い味の中に強烈なうまみと食材由来の甘味が口中に広がります。うますぎて、このキムチだけで生ビール2杯いけます。こちらのキムチ、なんとオーナーさんがご自分で漬けているとのこと。どこにもない個性ある味にも納得です。

そして次は皆さんお待ちかね、もんじゃの注文は「モツニラもんじゃ」を選択。新鮮なモツはこちらもオリジナルの煮汁で一度味をつけたものが入ります。

モツニラもんじゃ 1,000円

プロに焼いてもらった方がおいしいに決まっているのでお願いしたのですが、流れる一覧の手つきに見惚れてしまったので、ここからは連続写真でご覧ください。

いただきます、そして、ごちそうさまでした!実は、私はもんじゃはあまり食べたことがなくて、どちらかというと敬遠してたんですがイメージが変わりました。おいしいし、何よりも酒にあう!まだまだ食べたいメニューがたくさんありますし、リピート確定、またダイエットが遠のきそうです。

モンツキさん、美味しかったです、ごちそうさまでした!(撮影:白坂慎一郎/ライター:藤原大介)

石黒さんとモンツキメンバー

○店舗情報
店名:もんじゃ月島
住所:中央区月島3丁目15−9
TEL:03-3532-2240
○営業時間
平日:17:00~22:00
土日祝:11:30~22:00
定休日:月曜日・第一火曜日
○URL
https://monja.gr.jp/stores/monja-tsukishima/