5年ぶりに開催される住吉神社の例祭まで、いよいよ、あと2ヶ月をきりました。徐々に例祭の準備が整っていますが、本日は、「寄付者奉名板」について調べてみました。
「寄付者奉名板」とは、「寄付者芳名板」というお祭りに寄付をした方の名前を書いた木札を張り付ける看板のことをいいます。ちょっとわかりづらいですが、上の写真でいうと一人一人の名前の書いてあるものが「芳名板」で、大きな看板が「奉名板」です。地方によっては、寄付のことを花(=はな)と呼び「お花看板」などと呼ぶこともありますが、あまり一般的ではないようです。
近年では、専門の製造・設置会社によって立てられることの多い板ですが、お祭りの参加者が協力して自前で立てることもあります。お祭りに向けて参加者の気持ちが徐々に一つになっていきます。
住吉神社例祭には様々な神事や祭事がありますが、対象となるエリアは、佃、新佃、月島、勝どき、豊海、晴海地域で、この6地域をさらに「部(ぶ)」と呼ばれる10のグループに分けて、それぞれの部で寄付者奉名板を設置します。それぞれの部が、どんな寄付者奉名板を設置したか気になるところですが、もっと気になるのは、やはり高額な寄付をした方々とその金額ではないでしょうか。うふふ。
「三井不動産レジデンシャル株式会社 殿」 150万円!! やはり、大きな会社は違いますね!こちらの会社は、リリース間近の「パークタワー勝どき」や月島1丁目の「MID TOWER GRAND」、そして、今色々と話題の「HARUMI FLAG SKY DUO」をとり扱っている会社です。さすが150万円です。
つづいて、「東京鰹節類卸商業協同組合 様」150万円!! こちらは、1887年(明治20年)に設立された、旧東京鰹節問屋組合の東京都中央区晴海3丁目の東京鰹節センターに拠点をおく89の鰹節問屋さんたちが加盟している協同組合です。(東京都鰹節類卸商業協同組合さんのホームページはコチラから)
「橋本毅一 殿」35万円!先ほどの2つに比べると一桁ダウンですが、それでも個人での寄付金額としては非常に高額です。そして、橋本さん、誰?!?!すごい。
※橋本毅一さんは、月島駅の交差点にあるガソリンスタンドENEOSさんを運営する会社の社長さんです
その隣も、35万円の「有限会社上むら 殿」こちらは法人名になっていますが、月島2丁目の老舗のお蕎麦屋さんです。
ここで紹介させていただいたのは、ごく一部の寄付者の方々で、ほんとうにたくさんの方々が住吉神社例祭に寄付をされています。また、金銭だけでなく様々な準備作業や例祭が恙なく執り行われるよう、私たちの見えないところで色々な方々が例祭に取り組んでおられます。そのような皆さまに感謝をしつつ、例祭当日を楽しみに待ちましょう!