渋谷教育学園ってどんな学校?

前回の記事で、2024年4月に晴海4丁目に認定こども園「渋谷教育学園晴海西こども園」が開園することをお伝えしましたが、この晴海西こども園は、近年、進学校として有名な『渋谷教育学園渋谷中学高等学校』『渋谷教育学園幕張中学高等学校』(略して渋渋・渋幕)の学校法人が運営しており、晴海西こども園に入園すると、渋渋や渋幕への受験を優遇してくれるとされています。そこで、今回は、この渋渋について調べてみました。

渋渋ってなに?

渋谷教育学園の中で最も有名なのが、渋谷教育学園渋谷中学高等学校(略して渋渋)。
渋谷教育学園渋谷中学高等学校は東京都渋谷区にある共学校です。

教育水準の高さから帰国生・一般生問わず人気があります。そのため、帰国生入試、一般入試ともに超難関。大学合格実績もかなり良く、2022年には鉄緑会の指定校にも選ばれました。

全国的な知名度はまだまだですが、最近の中学受験界、高学歴層の中では知らぬ者はいない程、今勢いのある進学校です。どのようなご家庭が多いかというと、海外勤務経験がある外資系企業の方、外交官、医師の方達が多いそうで、若いご夫婦が多いという話も。

学校の所在地は渋谷駅から徒歩7分で、センター街とは反対側のエリアにあります。
生徒数(中学)は、1学年約200名ほど。部活が盛んで、柔道部や卓球、バスケットボールがかなり強く、文科系では英語の部活が多いそうです。

渋渋の魅力

  • ハイレベルな英語取り出し授業
  • 国語と数学の取り出し授業
  • 大学合格実績(国内・海外)が良い
  • 第二外国語講座がある(希望制)
  • 自調自考

特に外国語が強い印象です。中3から高2までの希望者は第二外国語講座を受講することが可能で、中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、韓国語の5講座が開講されています。語学好きの生徒や滞在国の言語がある生徒にとって魅力的な講座です。
さらに海外受験にも強く、イェール大学などの海外有名大学合格実績もあります。

偏差値はどれぐらい?

中学受験偏差値は女子御三家トップと並んでいる状態。
各塾が出している渋渋の偏差値は下記です。

四谷大塚(合格率80%)2024年予想偏差値

  • 70~69(女子)
  • 68~67(男子)

日能研(合格率80%)2024年予想偏差値

  • 69~68(女子)
  • 69~68(男子)

サピックス(合格率80%)2023年度第4回合格力判定サピックスオープン偏差値

  • 63~61(女子)
  • 63~58(男子)

昨年の受験では、募集人員70人(男女)に対して、出願者数は男子151人、女子271人。倍率は男女で6.0倍となるほどの人気でした。
今年の1月18日時点の渋谷教育学園幕張(渋幕)出願倍率は9.6倍だそうなので、今年の渋渋はもっと倍率が上がる可能性がありますね。

《参考ページ》
https://www.shibushibu.jp

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