おいしすぎたので最初に感想「牡蠣・牡蠣・濃い・牡蠣・うまい!」で、ピッカピカの完食です!!
話題の牡蠣出汁ラーメン
日比谷線築地駅・大江戸線築地市場駅から徒歩3分ほどのところにある「牡蠣と貝」。店名そのままに牡蠣スープと貝出汁ラーメンの2種を柱にしたラーメン屋さんのようです。最近、貝出汁のラーメンは流行っていて色々なところで目にするようになりましたが、牡蠣スープは珍しいので必食です。
「はじめての来店ではめいっぱい喰え」が信条なので、濃厚牡蠣らぁ麺+貝味玉+牡蠣飯をオーダーします。他に海苔、肩ロースチャーシュー、メンマのトッピングが別注できましたがデフォルトで乗っているので今回はオーダーなし。また、茶碗系の別注にはライスとチーズリゾットがありますが、チーズリゾットと悩んだ末に今回は牡蠣飯をチョイスしています。
最初に牡蠣飯が着卓。上品に盛られた飯からただよう牡蠣の香りが、それはもうすごいとしかいいようがないくらい香っています。でも、らぁ麵がくるまでは食べません。
続いては貝味玉。こちらは香りがただよってはきませんが、半熟具合が見た目にも鮮やかです。でも、らぁ麺がくるまでは食べません。
いよいよ牡蠣らぁ麺とご対メーン!
そして、主役がようやくご登場。見た目は家系ラーメンの茶色に少し緑味の入った濁りのあるスープです。澄んだスープには洗練された美しさがありますが、対象的に濁りのあるスープには濃厚を想起させる力強い美しさがあります。薬味や具の配置も美しいです。
一口スープをすすると、口の中に牡蠣が爆発します!生ガキのような鮮烈な海の香りではなく、ゆっくりと広がる海の香りとほのかな甘みを伴って「牡蠣」としか表現できない濃厚な香りが鼻に抜けます。牡蠣で出汁をとったというよりも、すり流しのような、牡蠣を丸ごとすりつぶしてエキスを抽出したようなスープです。何の出汁かはわかりませんでしたが、鰹節のような風味も醤油ベースのスープの中にほのかに香っていました。
次は牡蠣飯。茶碗を上げると、もうそこに本物の牡蠣があるかのうような香り。醤油味の炊き込みご飯はマズイはずがあるわけもなく、ラーメンを忘れて食べつくしてしまいそうになります。薬味のシソが、ともすると濃厚で重くなりがちな牡蠣の風味にピリッとした刺激を与えてさっぱりと最後まで食べさせてくれます。味玉もほのかに香る貝の匂いが上品です。
そして、完食。美味しかった。これだけ牡蠣を食べたので、おそらく身体中から牡蠣の香りのする海人に変身したことでしょう。今回は飯や味玉を追加オーダーしましたが、デフォルトのこのクォリティとボリュームで980円は非常に高コスパだと感じました。皆さまもぜひ!
店舗情報
店名 | 牡蠣と貝 |
住所 | 中央区築地3-16-9 |
アクセス | 日比谷線築地駅・大江戸線築地駅から徒歩3分 |
営業時間 | 11:00-21:00(L.O.20:45) |
席数 | 14席(全てカウンター席) |