第45回わんぱく相撲中央区大会

“月島第一小学校の岡田翔多郎くん2連覇達成!日本橋小学校6年生の濱谷栞那さんが華々しい勝利でわんぱく相撲大会優勝!おめでとう!

5月21日、中央区立総合スポーツセンターで「第45回わんぱく相撲中央区大会」が開催された。約360名の中央区立小学校の子どもたちが参加し、保護者や友人の声援に包まれる熱い日となった。午前の部では1〜3年生が競い合った。開会式では中央区相撲子供会会長が挨拶し、怪我のないように頑張ってほしいとのメッセージを伝えた。ルールの説明では礼儀を重んじることや禁じ手の説明があり、子どもたちから笑い声が起こった。試合前には準備体操を行い、応援席には各小学校の横断幕が掲げられ、校長先生も応援に駆けつけた。午前の部では4つの土俵で予選が行われ、各ブロックから8名が決勝トーナメントに進出。小学1年生は無邪気な様子で、学年が上がるほど緊張が増していた。女子の試合はスピードがあり、勝敗が読めない展開が多かった。勝敗が決まると、〇か✖を書き分け、子どもたちは喜んだり、落胆の姿を見せた。審判団は真剣にジャッジし、倒れて泣く子には周りの大人たちが優しく声をかけた。

大会結果:日本橋小学校6年生の濱谷栞那さんが華々しい活躍をし、優勝。彼女は昨年の東京選抜でも選ばれ、全国3位の成績を残した。彼女は初戦から危なげない取り組みで勝ち進み、自分より大きな相手を投げ飛ばし、観客から大きな拍手と歓声を浴びた。男子部門では、月島第一小学校4年生の岡田翔多郎くんが2連覇を達成。団体戦では男子の優勝校は月島第二小学校、女子の優勝校は日本橋小学校。個人戦の優勝者は各学年ごとに決まり、全国大会への道が続く。テレビ放送予定。大会では地域ボランティアの協力もあり、子どもたちの一生懸命さや礼節を重んじる姿に感動する大人も多数いた。わんぱく相撲中央区大会は参加者数が減少しているが、今後さらに盛り上がることを願っている。

記者 白坂慎一郎