2027年に54階建ての複合施設が誕生予定

商業・住宅の大規模再開発プロジェクト
2027年に54階建ての複合施設が誕生
!?

2027年に、東京都内の港区、中央区、品川区、江東区で大規模再開発プロジェクトが進行中。勝どきエリアでは、三井不動産レジデンシャルなど6社による「豊海地区第一種市街地再開発計画」が進められ、計画では、地上54階地下1階のタワマン建設が行わる予定。

完成予想CG(下)。2haの土地にツインタワーが竣工する予定。
出所:ニュースリリース

2077戸の住宅が予定されていて、建物内には店舗、区民館、診療所、保育所などの生活利便施設が配置される。共用施設として個室ブース、ミーティングコーナー、テラススペースなどが設置され、在宅ワークに対応する。防潮堤の整備や地域の防災性向上にも取り組む。2階には集会所やキッズルームなどの共用施設が設けられ、地域の利用も可能となる。外構部には地域交流広場やこども広場などが整備され、地域イベントに活用される予定である。供給される住宅は1LDKから4LDKまでの間取りで、2077戸が完売すると4000人~6000人の人々が住むことになる。周辺には既に大規模なタワマンが存在し、スーパーや学校の供給や勝どき駅の利便性に関心が寄せられている。物件価格は高騰しており、購入できる層は限られると予想されている。勝どきエリアは勝鬨橋から築地や銀座に近く、六本木や新宿、汐留などへのアクセスも良好。周辺の月島や豊洲なども発展しており、生活の利便性は向上していくと期待されている。