お堂の中から下町の空へ「佃天台地蔵尊の大イチョウ」

路地裏に静かにたたずむ小さなパワースポット

人がすれ違うこともできないくらい細い路地の奥にお地蔵様がいます。人ひとり通るのがやっとの路地で家と家のスキマのような道を行くと、提灯がずらりと並ぶ立派な御堂が。そして屋根を突き抜けるほどの大きなイチョウの木!奥には平らな石に彫られた地蔵菩薩様が鎮座しています。路地裏にこんな厳かな場所があるとは…!

一般的に大木に成長するイチョウの木は甲州街道に植えられた街路樹のように広い街路、神社の境内に植えられますが、ここ佃の天台子育地蔵尊は1mに満たない路地の中にあります。周囲は住宅です。この地蔵尊の境内に入ると何か巨大なものがありますが、一見してイチョウの木とはわかりません。足元のイチョウの落ち葉を見て初めてこれは巨木かもしれないと判断します。

子どもたちの安全を願い建立

今は御堂となっていますが、昔は囲いだけだったそう。佃島はかつて川で囲まれていたことから、子どもたちの水難事故が起こらないようにとの願いで建てられたとのことです。イチョウの木は樹齢およそ400年にもなるとのことで、今でもすくすく育っているそう。お地蔵様がそばで成長を見守っています。

所在地

佃天台地蔵尊
〒104-0051 東京都中央区佃1-9-6

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