奉納旗が彩る伝統行事
2月25日日曜日、あいにくの雨でしたが、佃の3つの稲荷神社で、五穀豊穣と商売繁盛を願う初午祭が行われました。
初午祭とは、全国に約3万社あるとされる稲荷神社の総本社 京都伏見稲荷大社に祭神が降臨したという言い伝えに由来します。壱部(上町)の入船稲荷神社、弐部(下町)の森稲荷神社、参部(東町)の浪除稲荷神社·於咲稲荷神社を巡る祭礼では、住吉神社平岡宮司による修抜式が執り行われ、太鼓の音色が響き渡りました。
神前には、油揚げや酒、海の幸、山の幸など神饌が供えられます。赤地に白く染め抜かれた各稲荷神社名の奉納旗がとても綺麗で、見る方達はスマホを向けて撮影していました。
佃には、住吉例大祭など江戸時代から続く漁師町の風情がたくさん残っています。古くから引き継がれる町並みや伝統行事に視聴者の皆様もぜひ直接触れてみてください!